東日本大地震の影響によりプログラムの最終確定が遅れておりましたが，本日(6月10日)付で当日配布用印刷原稿を掲載することが出来ました。これ以降の講演者変更等は印刷物には反映できませんのでご了解ください。 なお，本年度は東日本大震災関連セッションとして.初日にOS8で「福島第一原子力発電所の事故について」,2日目に動力エネルギーシステム部門特別セッションとして「福島原発事故を踏まえた今後のエネルギー問題」を開催いたします。 　現在，福島第一原発が世間に大きなインパクトを与えた結果，脱原発と自然エネルギーへの期待論が高まっていますが，現実的には化石燃料への依存度をあげてエネルギー供給を確保すると言う選択が主となり，別の意味で未来への禍根を残しかねないと考えられます。また，原子力発電所の陰に隠れて大きく報道はされませんが，火力発電所の被害も甚大であり看過出来ないものです。動エネ特別セッションでは原子力・火力・水力から自然エネルギーまで全てを網羅する動力エネルギーシステム部門としての今後の取り組みを，現在スタートしようとしているWGの活動を中心に紹介，さらに東海第2,那珂火力の現地視察報告をふまえた，パネルディスカッションをとおして今後のエネルギー問題を再考したいと考えておりますのでよろしくお願いいたしくます。 　なお，本シンポジウムに関しましてご質問等ございましたら，実行委員会幹事の梅川(umekawa@kansai-u.ac.jp)までお問い合わせください．